生きていくために必要な金額って・・・
投資を行っている人なら、引退が見えてきた人なら、
子供が独り立ちしたなら、
考えることがあると思います。
死ぬまでにいくら必要なんだろう・・・
毎月いくらあれば生きていけるんだろう・・・
最低限必要なお金っていくらなんだろう・・・?
私はこれらを「毎月いくら貯金出来るのか」「今後生きていく為には投資でいくら貯める必要があるのか」といった時に考えました。
それを私も考えてみたことがありますのでそれをまとめてみたいと思います。
まず最低限とは
「日本である程度不自由なく生活できる」というものが基準になっております。これは人によって異なると思いますし、もっと安いよ!っていうこともあると思いますが、考えの1つとしてご理解頂ければと思います。
基本的には「衣食住」が十分にあれば問題ないと思われます。
衣食住とは
衣:着るもの
食:食べるもの
住:住むところ
です。
つまり
衣:着るもの⇒衣類代
食:食べるもの⇒食費
住:住むところ⇒家賃、水光熱等
となると思います。
この中で特に金額が大きくなりがちなのは【住】です。
ここには住むところを維持する全てが入ると思っております。
しかも固定費です。
固定費とは?
⇒毎月一定に支払う費用のこと
つまりこれだけは一定額かかるというものです。
まず家賃ですが、
持家の方は問題ありません。
しかし持家でローンがありませんという方は20代ではほぼいないのではないでしょうか。30代でもあまりいないと思います。
40代でやっと少しずつみられると思われます。
うちの父親も40代でかなりローンを繰り上げ返済して、払い終えていました。固定資産もかかると思いますし、マンションでしたら管理費や修繕積立金も必要になります。
そう考えると「家賃として」5万円は必要になると思われます。
勿論東京ど真ん中に住むといったら足りないでしょうけど、それ以外の地域に住んでいたら問題ない金額だと思われます。
それ以外に水光熱費が固定費として出てきます。
水光熱費
水道:平均2,500円
ガス:平均5,000円
電気:平均6,000円
言葉には入っていないですがネット代も入れます。
ネット代:4,000円
合計:18,500円/月
続いて「衣」ですが、これは基本的にはしっかりと使えば殆どかからないかなと思います。
しかしながら0にすることは出来ません。
他のサイトやテレビ番組でここは削れますといった形で削られることが多い場面をよく見ますが、下着(パンツ・シャツ)に関しては1年~長くて2年、コートや上着、ズボン等は大切に使えば更に長く持つと思いますがそれでも5-10年程度で買い替えは来ると思います。
そう考えると
下着を2年毎に全て入れ替える
パンツ500円x5枚・シャツで1000円x5枚
=7,500円/2年=3,250円/年
コート・上着・ズボンは5年毎に全て入れ替える
コート10,000円・上着5枚x5000円・ズボン5本x5000円
=60,000円/5年=12,000円/年
雑に考え、更に安いものを1年着まわすということを基準に考えてみましたが、
年間15,250円⇒月間1,270円程度の積み立ては必要になるということだと思われます。
余裕を持てば、約1,500円/月ですね。
勿論「もう少し高くて、長く使えるものがあるぞ」や「古着ならもっと安いじゃないか!」ということもあると思いますので、
【ある程度のものを揃えて一定期間で交換するとこれだけかかる】
ということを理解して頂ければと思います。
食も難しい所ですが
1日1,000円、月30,000円が妥当ではないでしょうか。
お米と塩だけでよければそれこそ月3,000円ぐらいでいけるかもしれませんが健康が損なわれてしまいます。
またこれぐらいであれば多少の外食も可能だと思います。
野菜も季節のものを購入したり、安いお店を少し探すだけでかなり栄養を確保することも出来ます。
そういう意味では
「無理をせずに、ちょっと外食も手を出せて、満足する」レベル
ではないかと思います。
生きていくギリギリという金額では続きませんし、本当に生きているだけになってしまいます。
これらをまとめると
衣:1,500円
食:30,000円
住:68,500円
合計:100,000円
となります。
更に
(国民健康保険:11,975円 年収200万単身者39歳以下の場合)
これらも合わせますと
128,385円となり、生きていくのに毎月13万円も必要になります。
本当にいろんなお金が出てきますね・・・
というわけで
最低限必要なお金:100,000円
国民の義務を果たした上で必要なお金:130,000円
が必要になります。
お金を節約する為には
「自分が何にいくら使っているのか」
を明確にした上で、
「何が減らせて何が減らせないのか」
をしっかりと認識する必要があります。
日々の給料から貯金をする為にはこれをしっかりと把握して、生活する必要があると思います。
その上で節約の為に出来ることをしっかりと行う事でお金を貯めていくといった事が出来るようになると思います。